竜章鳳姿(メダカ:りゅうしょうほうし)の特徴、飼育、繁殖、値段、売っている場所なとについて徹底解説!

改良メダカの「竜章鳳姿」(メダカ:りゅうしょうほうし)の特徴、飼育、繁殖、値段、売っている場所なとについて徹底解説します。

竜章鳳姿とは?竜章鳳姿の特徴

竜章鳳姿 メダカ

竜章鳳姿とはどんなメダカなのか特徴を説明します。

竜章鳳姿は星田めだかさんが2021年に作出した改良メダカです。竜章鳳姿の特徴は「朱赤ブラックリムヒカリ体型松井ヒレ長」です。

詳しく説明すると、朱赤ブラックリム(朱赤色に黒い網目模様=ブラックリム)の体色で、ヒカリ体型と松井ヒレ長体型を併せ持つメダカです。

竜章鳳姿は五式や来光、乙姫などのブラックリム体色のメダカのヒレ長タイプです。実際、星田めだかさんは乙姫の作出者であり、乙姫のヒレ長を竜章鳳姿として固定化したとの説が有力です。実際に竜章鳳姿を累代していると乙姫のようなヒレが伸びない個体が生まれるため、真実ではないかと思います。

竜章鳳姿は、画像のように、メダカとはかけ離れた優雅な姿が特徴です。ですが、ブラックリムは全般的に固定率が低く、さらにヒレ長やヒカリ体型を併せ持つために固定率が低いです。このため、竜章鳳姿は「メダカの王様」と呼ばれて発売から3年が経過した今でも高い人気を誇ります。

竜章鳳姿の飼育について

竜章鳳姿の飼育は改良メダカの中でも難易度が高めです。私もいろいろなメダカを飼育してきましたが、竜章鳳姿はその中でもとくにクセが強かったです。

まず、竜章鳳姿を成魚から購入すると明らかに他のメダカよりも痩せやすく、屋内飼育ではかなり落ちやすいです。このため、竜章鳳姿を室内で飼育するときは餌を多めに与えるなどして、痩せないように工夫しましょう。屋外で飼育すればそこまで落ちることはありませんでした。

また、竜章鳳姿は成魚を購入すると比較的病気にもかかりやすいため購入してから必ずトリートメントするようにしましょう。寄生虫を防ぐパラクリアなどの餌がおすすめです。

ですが、卵から飼育すれば途中で落ちる可能性も低くなりますし、コストを抑えることができます。竜章鳳姿は卵から購入して育てるのがおすすめです。

竜章鳳姿の繁殖について

竜章鳳姿の繁殖そのものは他のメダカと同じです。むしろ産卵数は多く繁殖自体はとても簡単です。

ですが、竜章鳳姿の卵は腐りやすく、かならず粘着糸を剥がしてメチレンブルーで殺菌する必要があります。

また、針子も他の品種より明らかに生命力が低いです。このため竜章鳳姿の針子はたっぷりと餌を与えて餓死を防ぐ必要があります。針子の段階を過ぎると他のメダカと同じように丈夫に飼育できます。

竜章鳳姿の固定率について

竜章鳳姿は固定率が比較的低いです。まず、画像のようなきれいなブラックリム(黒い網目模様)を持った立派な竜章鳳姿が出る確率は20%程度です。このため、美しい竜章鳳姿を手に入れるためには、数十匹単位で育成する必要があります。

また、ヒレ長にならずにヒカリ体型のみの個体もちらほらと生まれてきます。ですが、柄にこだわらなければそこまで固定率は低くないです。

竜章鳳姿の値段について

竜章鳳姿は固定率が低いため値段が高めです。リリースから3年以上たった今でも数万円で売られていることもあります。

そもそもメダカ販売業者は竜章鳳姿のような固定率が低く育てにくい品種は販売しない傾向があり、ほとんど見かけなくなってしまいました。このため、竜章鳳姿を購入するときはネット販売を利用するといいでしょう。

竜章鳳姿のまとめ

竜章鳳姿の飼育そのものは他のメダカと同じですが、クセがやや強いメダカとなります。とくに成魚を購入するときは病気を持ち込んだり、すでにいるメダカの病気に感染したせいで落ちる事が多いです。

このため、竜章鳳姿は卵から育てることをおすすめします。メダカのたまご屋さんでは、竜章鳳姿の卵を数十個単位で販売しています。1個あたり30円~と非常に安価なので、初心者の方はぜひお買い求めください!

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