改良メダカ「龍の瞳」について解説します。龍の瞳について、特徴や飼育方法、繁殖について徹底解説します。
龍の瞳の特徴
龍の瞳は2018年に「猫飯」さんというブリーダーが作出した改良メダカです。龍の瞳の特徴はアルビノ+体外光+ヒレ長です。まず、龍の瞳はアルビノであり、体に黒い色素がありません。このため目は真っ赤で体は真っ白になります。龍の瞳は幹之のアルビノなので体外光があります。このため龍の瞳の背中やヒレの先端は青白く光ります。
龍の瞳の飼育
龍の瞳はアルビノなので飼育が難しいとされていますが、実は普通のメダカとほとんど同じです。一般的にアルビノは病気になりやすく飼育が難しいと言われていますが、メダカの場合は品種によるところが大きく、アルビノでもとても丈夫な品種も多いです。
龍の瞳もとても丈夫な品種で、普通のメダカを飼育した経験がある方であれば全く問題ないでしょう。
龍の瞳の繁殖
龍の瞳の繁殖はとても簡単です。たくさん卵を産みますし稚魚も丈夫に育ちます。ただし、龍の瞳はアルビノで目が悪く、餌を取るのが下手です。このため、龍の瞳の稚魚は普通の魚と比べると成長が非常に遅いです。他のメダカが2か月で成魚になるとしたら、龍の瞳は3か月ぐらいかかるイメージです。ですが、それ以外は他のメダカと全く同じように飼育できます。
龍の瞳の固定率
龍の瞳の固定率は非常に高いです。龍の瞳同士をかけ合わせると99%以上はアルビノが産まれてきます。稀にアルビノではないメダカが産まれてきますが100匹に1匹以下だと思います。
ただ、龍の瞳の場合ヒレの長さは固定率があまり良くなく、ヒレが伸びない個体も中にはいます。とはいえ、他の品種では固定率がかなり低い品種も多いため、龍の瞳の固定率は非常に高いと言えるでしょう。
龍の瞳の値段
龍の瞳はアルビノメダカの中でもかなり人気が高いです。このため、リリースされて5年以上経った今でも売れ続けているロングセラーとなっています。発売当初はかなり高価でしたが、今では価格も落ち着いているため、初心者でも購入できるようになっています。
ですが、龍の瞳は人気が高いことに加え、あまりブリードしている人がいないことから値段はやや高めです。1ペア数千円で売られていることも珍しくありません。
まとめ
龍の瞳はアルビノメダカの中でも飼育が簡単で固定率も高く、最も初心者向けだと思います。成長が遅いこと以外は楊貴妃や幹之とほぼ同じなので、ぜひお試しください!
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