フロマージュ メダカの飼育・繁殖・産卵・値段などについて徹底解説

改良メダカ「フロマージュ」の飼育・繁殖・産卵・値段などについて徹底解説します。

フロマージュの特徴

フロマージュは改良メダカの品種で、2023年8月に夢中メダカさんと岡崎葵メダカさんというお店が同時にリリースしました。

元々、垂水政治さんというブリーダーが作出された「名もなきメダカ」を販売するにあたり、「フロマージュ」と命名されました。

フロマージュは2021年にリリースされた「マリアージュロングフィン」を改良して作出されたメダカで、マリアージュと同じベタのように長く伸び、先端がフサフサになったヒレを持っています。さらに、フロマージュのヒレの先端部分の中に、白い結晶のような光沢があります。この結晶はマリアージュにもみられますが、フロマージュはさらに白くなります。

また、フロマージュは、体はオレンジ色でヒレは白色とかなり目立つ体色をしています。

フロマージュの飼育

フロマージュはまだ市場に殆ど出回っていないため憶測でしか書けませんが、マリアージュと系統的に近いため、マリアージュなどのフサヒレを持った改良メダカと飼育方法はほとんど同じだと思われます。垂水さんが作出したメダカは非常に丈夫なのでフロマージュも丈夫で飼育しやすい可能性が高いです。

フロマージュの繁殖

フロマージュの繁殖もはっきりとしたことがわかっていませんが、マリアージュと同じように繁殖も容易だと思われます。

フロマージュの固定率

フロマージュの固定率もまだ確定していませんが、あまり高くないだろうと思われます。フサヒレが成長しない個体やヒレに結晶が乗らない個体、色が違う個体などが出てくるであろうと思われるからです。

たとえば、楊貴妃やオロチなどの普通体型で色が単色のメダカは固定率が非常に高いです。一方でヒレ長や多色系(三色・紅白など)のメダカは固定率が低いです。

ヒレ長で多色系であるフロマージュの固定率は確実に低いだろうと思われます。

レッドクリフ紅白やマリアージュなどのよく似た体型のメダカもあまり固定率が高くないため、フロマージュの固定率もやはり9割以下であると思われます。

フロマージュの値段

フロマージュは2023年8月、ヤフオクに出品されました。

フロマージュは岡崎葵メダカさんと夢中メダカさん、2業者によって出品されたのですが、すぐに価格が数十万円以上に跳ね上がりました。これはミッドナイトフリルやエンペラーを凌ぐ高値となります。さらに夢中メダカさんの出品されたフロマージュはあっという間に100万円に達し、レッドクリフの150万円を超えるのではないかと期待されました。

なんと1000万円を記録!

そして、8月26日、フロマージュの値段は1000万円を超えました。

当たり前ですが、メダカ4匹に1000万円(1匹あたり250万円)は破格であり、今までに前例がない数字です。もちろん、イタズラの可能性が高く、このまま入札者からなんの連絡もなければ削除されるようです。

ちなみに、岡崎葵メダカさんが出品したフロマージュは70万円前後なので、夢中さんが出品した個体も最終的には100万円前後で落札されるでしょう。

まとめ

フロマージュは非常に高値で落札されるでしょう。フロマージュはミッドナイトフリル漆黒やレッドクリフ紅白などのように、今後も売れ続けるのか見どころだと思います。

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