ミッドナイトフリルの特徴、飼育、繁殖、値段について

改良メダカ「ミッドナイトフリル」の特徴、飼育、繁殖、値段について説明します。

※アイキャッチの個体は純粋なミッドナイトフリルではなく、ミッドナイトフリル漆黒タイプのかけ合わせ個体になります。

ミッドナイトフリルの特徴

ミッドナイトフリルは2023年、著名ブリーダーの垂水政治さんによって作出され、メダカ専門店「夢中メダカ」さんによって販売されました。リリース直後は数十万円で落札され、現在でも高値で取引されています。

ミッドナイトフリルを一言で言うなら真っ黒なマリアージュです。ミッドナイトフリルは黒い体色にマリアージュのようなワイドフィン(体外光タイプのみロングフィン)を持っています。

ミッドナイトフリルはブラックダイヤとマリアージュロングフィンをかけ合わせて作出されたとされています。今までマリアージュのような体型の黒いメダカはいなかったため、ミッドナイトフリルは一躍話題となりました。

ミッドナイトフリルの種類

ミッドナイトフリルは「体外光」「ラメ」「漆黒」の3種類があります。体外光タイプは幹之のように背中が白く輝きます。ラメタイプはブラックダイヤのように横面にたくさんラメが入ります。

そして、漆黒タイプは文字通り体色が真っ黒になります。「体外光」や「ラメ」は横見では真っ黒にならず、オロチやブラックダイヤのように真っ黒になるのは漆黒タイプのみです。

また、ミッドナイトフリル「ラメ」や「体外光」から「漆黒」は産まれて来ないそうです。

このため、ミッドナイトフリルは漆黒タイプが最も人気があり、非常に高額で取引されています。

ミッドナイトフリルの飼育

ミッドナイトフリルは丈夫なので飼育は非常に簡単です。他のメダカと飼育方法は全く同じです。

ミッドナイトフリルの繁殖

ミッドナイトフリルは、ヤフオクに出された直後はオスに偏りやすいと説明がありました。ですが、実際に育ててみるとそんなことはなく、メスも産まれてくるようです。繁殖も特に難しいことはなく、メダカを育てたことがあれば問題ないと思います。

ミッドナイトフリルの固定率

ミッドナイトフリルはまだ発売されてから時間が経っていないため、固定率に関してははっきりと断言できません。ですが、元となったブラックダイヤの固定率は非常に高いことから、比較的固定率は高いのではないかと思います。とはいえ、あまり黒くならない、ラメや体外光が少ないなどの個体差はあるため、最低限の選別は必要だと思います。

ミッドナイトフリルの値段

ミッドナイトフリルは「体外光」「ラメ」「漆黒」ともに発売当初は数十万円で取引されていましたが、現在は「体外光」「ラメ」はかなり値段が下がってきています。「体外光」「ラメ」は現時点ではそこまで黒くなく、オロチなどのように真っ黒を期待していたユーザーを満足させることができなかったのが原因でしょう。

ですが、ミッドナイトフリルの「漆黒」タイプは文字通り真っ黒になるため非常に人気が高く、現在でも安定して10万円から20万円で取引されています。

私の予想では、ミッドナイトフリルの「体外光」「ラメ」はレッドクリフダークと同じような扱いになり、1年ぐらいでペア数千円ぐらいに下がる可能性が高いですが、ミッドナイトフリル「漆黒」はなかなか値下がりしないと思います。

なぜなら、黒系のメダカ、特に真っ黒のメダカは非常に人気が高いからです。オロチやカイジなどは、発売されてからもう何年も経つのに値段はそこまで下がっていませんし、五式やサタンなど、黒いメダカは全体的に人気が高いです。

このことから、ミッドナイトフリル「漆黒」の人気は衰えず、新しい定番品種になると思われます。

まとめ

ミッドナイトフリルは2023年にリリースされた最新品種のメダカです。ミッドナイトフリルは「ラメ」「体外光」「漆黒」の3タイプがあり、特に漆黒は非常に高い人気を誇ります。

私も漆黒タイプが欲しかったのですが(ペア15万)、もし死んでしまったら悔やんでもくやみきれないため、漆黒と令和ブラックダイヤのかけ合わせ個体を安価で購入しました(安価といってもそれなりの値段でしたが・・・)

正直「ラメ」「体外光」は現時点では黒さが足りないためあまり人気がないのですが、「漆黒」は非常に人気が高くこれからも衰えることはないでしょう。

 

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