レッドクリフ(紅白タイプ・ダークタイプ・アルビノ)とは?特徴や飼育方法、繁殖、固定率、値段や売っているお店はどこ?

改良メダカのレッドクリフ紅白・レッドクリフダークとは何かについて説明します。レッドクリフ紅白の特徴や飼育方法、繁殖、固定率、値段や売っているお店はどこなのかについて詳しく解説します。

レッドクリフとは?レッドクリフ紅白・レッドクリフダークの特徴

 

レッドクリフ紅白タイプ

上記はレッドクリフ紅白です。まずはレッドクリフとはなにか、レッドクリフの特徴について解説します。

レッドクリフ紅白は2022年9月、垂水政治さんというブリーダーが作出し、夢中メダカさんによって販売が開始されました。

レッドクリフ紅白は紅白のボディに幹之メダカのような体外光(背中が白く光る)に加え、ヒレが青白く光ります。

さらに、ヒレはマリアージュのようなワイドフィン(腹ビレが横長に伸びる)をしており、熱帯魚のベタのように非常に美しいフォルムをしています。

レッドクリフ紅白は体は赤色、ヒレは青色という、当時の常識では考えられない体色をしていたため、ヤフオクで出品されると150万円という破格の金額で落札されました。

これは、2023年でもメダカの金額としては最高記録であり、現在でも破られていません。

現在はだいぶ価格も落ち着いてきましたが、それでもレッドクリフ紅白は高い人気を誇り、ネットを中心に高額で売買されています。

レッドクリフ紅白は生体販売だと高価なので、卵を購入することをおすすめします。1個あたり100円前後で購入できるので、初心者でも気軽に購入可能です。

レッドクリフ紅白の卵を購入する

レッドクリフダークタイプ

レッドクリフダークタイプ

また、レッドクリフ紅白と同時にレッドクリフダークタイプもリリースされました。レッドクリフダークは紅白と違い、体の色が茶色になります。

レッドクリフダークタイプもヤフオクで出品された当初は数十万で落札されました。

ダークタイプは紅白のようなバリエーションは少なく、模様もバラけにくく安定しています。現在では1ペア数千円から1万円程度で販売されています。

レッドクリフダークタイプの卵を購入する

レッドクリフアルビノ

レッドクリフ紅白タイプを育てていると、稀にアルビノが出ることがあります。そのアルビノ同士をかけあわせ続けた系統がレッドクリフアルビノです。レッドクリフアルビノは流通量が少なくほとんど見かけることはありません。

レッドクリフ(紅白・ダーク)の飼育・繁殖

 

レッドクリフは紅白、ダークともに非常に丈夫で飼育も簡単です。活発に泳ぎ回り、よく卵を産むため、初心者にもおすすめできます。

また、レッドクリフは繁殖も非常に簡単です。産卵数も多いですしほとんどが有精卵です。紅白もダークもたくさん卵を産みます。

またレッドクリフは孵化率や針子の生存率も高く簡単に増やすこともできます。

レッドクリフというと高級メダカなので尻込みしてしまいますが、サタンなどのほうがよっぽど飼育が難しいと思います。

レッドクリフ(紅白・ダーク)の固定率について

レッドクリフの固定率について説明します。

レッドクリフダークタイプの固定率

レッドクリフダークタイプ

レッドクリフダークタイプの固定率は非常に高いです。レッドクリフダークタイプ同士で子供を産ませると、ほとんどの子供が親と同じ形で産まれてきます。

とくに体型の固定率は高く、ほぼすべての個体がワイドフィンで産まれてきます。ですが、体外光が乗らなかったり、ヒレ光が弱いなどの個体は出てくるため、ある程度の選別は必要になります。

また、レッドクリフダークに子供を産ませると、10%程度レッドクリフ紅白が混じってきます。レッドクリフ紅白のほうが価値が高いとされているため、悪いことではありませんが、ダークから産まれた紅白を親に使ってもおそらく子供は100%紅白にはならないでしょう。

レッドクリフ紅白の固定率

レッドクリフ紅白

レッドクリフ紅白の固定率はやや低めです。そもそも紅白メダカ自体の固定率が低く、柄がバラけやすいです。

このため、レッドクリフ紅白を飼育していると体外光が乗らない個体や、白一色の個体、赤一色の個体が出てきます。

画像のような丹頂(頭が朱赤色で背中一面に体外光が乗ったレッドクリフ紅白)が出るのは10%以下でしょう。

ですが、体外光も乗って、まあまあレッドクリフ紅白と呼べる個体は半分以上出ますし、ちゃんと種親を選べばそれなりの個体が出てくるので楽しめるメダカだと思います。

レッドクリフ(紅白・ダーク)の値段

レッドクリフの値段について説明します。

レッドクリフダークの値段

レッドクリフダークは固定率が高く簡単に量産できることからかなり価格が下がっています。現在では数千円から1万円程度で購入できるようになりました。また、流通量も非常に多いため、メダカ専門店でもよく見かけるため入手しやすいです。

レッドクリフ紅白の値段

レッドクリフ紅白は100万円以上で販売されていましたが、1年以上経過した今では1万円から数万円で販売されています。

ですが、先述の通りレッドクリフ紅白は固定率が低いですし、おそらくこれからも固定率が上がることはないため、値段はこれ以上劇的に下がることはないでしょう。

また、レッドクリフ紅白は固定率が低いからなのか、メダカ専門店でもあまり見かけません。このため、やや入手しづらいメダカとなっています。

レッドクリフアルビノの値段

レッドクリフアルビノはリリース当初は非常に高額で取引されていましたが、現在では価格も落ち着きつつあります。ですが、レッドクリフアルビノ自体ほとんど出回っておらず、入手することが困難であることから値段もそれなりに高めです。成魚ペアであれば数万円することもあります。

レッドクリフ紅白のまとめ

 

レッドクリフ紅白は現在でも非常に高い人気を誇ります。

ですが、値段もそれなりなので初心者が購入するときは卵から育てることをおすすめします。

メダカのたまご屋さんというサイトでは1個100円前後から購入できるためおすすめです。

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